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内容妥当性指数(CVI)計算ツール

専門家パネルの関連性評価(項目ごとに1から4)を貼り付けると、各項目の I-CVI と、偶然の一致で補正した修正カッパ、尺度全体の S-CVI/Ave と S-CVI/UA が得られます。さらに、パネルの人数に対して各項目が Lynn(1986)の最低基準を満たすかどうかも分かります。選んだ項目の計算過程も示します。無料で、登録は不要です。評価データがブラウザの外に出ることはありません。

スプレッドシートから貼り付けるか、カンマまたは空白で区切って評価を入力します。1 = 関連しない、2 = やや関連する、3 = かなり関連する、4 = 非常に関連する。空欄のセルは読み飛ばされます。

表の各行は

結果

パネルの評価を貼り付けるか、例を読み込むと、すべての項目の I-CVI と尺度レベルの CVI が表示されます。

CVI計算ツールの使い方

  1. 1. 評価を集めます。 各専門家に、各項目の構成概念との関連性を、Davis(1992)が示した4段階で評価してもらいます。1 = 関連しない、2 = やや関連する、3 = かなり関連する、4 = 非常に関連する。
  2. 2. 貼り付けます。 既定の形式は、1行が1人の専門家、1列が1項目です。シートの1行が1項目になっている場合は、「表の各行は」の下で「1項目」を選びます。1行目と1列目の名前は自動で認識されます。
  3. 3. 項目の表を読みます。 各項目には、3または4と評価した専門家の人数、I-CVI、偶然の一致 Pc、修正カッパ k* とその評価、そして Lynn の最低基準を満たすかどうかが示されます。任意の項目を選ぶと、その計算過程が表示されます。
  4. 4. 尺度全体を報告します。 S-CVI/Ave を先頭に、S-CVI/UA を並べて示し、I-CVI の範囲を報告します。項目の表は CSV でダウンロードし、付録に添付できます。

内容妥当性指数の計算方法

評価は二つに分けます。3と4は関連ありとし、1と2は関連なしとします。以降の計算はすべて、この数え上げから行います。

  • I-CVI = A ÷ N。A は項目を3または4と評価した専門家の人数、N はその項目を評価した専門家の人数です(Lynn, 1986)。5人中4人なら 0.80 です。
  • S-CVI/Ave = I-CVI の平均(Polit & Beck, 2006)。空欄の評価がなければ、専門家ごとに関連ありとした項目の割合の平均に等しくなり、ツールは専門家ごとの割合も示します。
  • S-CVI/UA = すべての専門家が3または4と評価した項目の割合。全員一致(universal agreement)です。
  • Pc = N! ÷ (A! × (N − A)!) × 0.5ᴺ:各専門家がコインを投げて決めるとした場合に、N人中ちょうどA人が関連ありとする確率です。
  • k* = (I-CVI − Pc) ÷ (1 − Pc)。Polit, Beck & Owen(2007)の修正カッパで、少人数のパネルが偶然に到達しうる一致を差し引きます。

具体例:6人の専門家が8項目を評価

例を読み込む を押してください。6人の専門家が8つの原案項目を評価しました。4項目は6人全員が3または4と評価し、2項目は5人、1項目は4人、1項目は3人でした:

項目3または4と評価I-CVIPck*評価Lynn(6人)
1、2、3、56人中6人1.000.0161.00優秀満たす
6、76人中5人0.830.0940.82優秀満たす
46人中4人0.670.2340.56可下回る
86人中3人0.500.3130.27不良下回る

計算過程の表示は、最初に全員一致でない項目、つまり項目4から始まります:Pc = 6! ÷ (4! × 2!) × 0.5⁶ = 15 × 0.015625 = 0.234、k* = (0.667 − 0.234) ÷ (1 − 0.234) = 0.56 です。尺度全体では、S-CVI/Ave = (4 × 1.00 + 2 × 0.83 + 0.67 + 0.50) ÷ 8 = 0.85、S-CVI/UA = 4 ÷ 8 = 0.50 となり、どちらも通常の目標に届きません。

項目4と項目8は、修正するか削除すべき項目です。それらを除くと、残る6項目の S-CVI/Ave は 0.94、S-CVI/UA は 0.67 になります。これは Polit と Beck(2006)が注意を促したパターンです。弱い項目を取り除けば平均指数は 0.90 を超えますが、6人のパネルでは全員一致は依然として達成しにくく、1つの反対評価がその項目を全員一致から外してしまうためです。

何が良好な内容妥当性か

指標一般的な基準出典
I-CVI、3〜5人の専門家1.00。全員が3または4と評価Lynn(1986)
I-CVI、6〜10人の専門家6人中5人、7人中6人、8人中7人、9人中7人、10人中8人。いずれも 0.78 を下回らないLynn(1986); Polit & Beck(2006)
k*0.74超で優秀、0.60〜0.74で良好、0.40〜0.59で可Polit, Beck & Owen(2007)
S-CVI/Ave0.90以上Polit & Beck(2006)。Waltz, Strickland & Lenz(2005)に基づく
S-CVI/UA0.80以上。厳しい基準Davis(1992)。Polit & Beck(2006)の解釈による

項目レベルの二つの規則は食い違うことがあります。専門家が5人の場合、Lynn では5人全員の一致が必要ですが、5人中4人なら k* = 0.76 となり、Polit、Beck、Owen はこれを優秀と評価しています。彼らは、専門家3人以上で I-CVI が 0.78 以上であれば、内容妥当性が良好であることの証拠になると結論しました。このツールは両方を示すので、どちらの規則を適用したかを明記してください。10人を超えるパネルでは Lynn の表が終わるため、ツールは 0.78 の下限を適用します。

CVI が測るのは関連性についての一致だけです。項目が明確かどうか、構成概念を網羅しているかどうか、実際の回答者の下で尺度がどう振る舞うかは示しません。専門家には明確さと網羅性についても尋ね、内容妥当性の検討の後には、パイロットデータと信頼性分析を行ってください。

よくある質問

良い内容妥当性指数とはどの程度ですか?
項目については、Lynn(1986)は専門家が3〜5人の場合に I-CVI 1.00 を求め、より大きなパネルでは 6人中5人から 10人中8人までの最低基準を示し、0.78 を下回らないとしました。尺度全体については、Polit と Beck(2006)が S-CVI/Ave 0.90 以上を推奨しています。S-CVI/UA では 0.80 が一般的で、厳しい目標です。
内容妥当性指数には何人の専門家が必要ですか?
Lynn は少なくとも3人を勧め、10人を超えるのはおそらく不要だとしました。多くの研究では5〜10人を使います。専門家が多いほど、1つの特異な評価に I-CVI が左右されにくくなりますが、全員一致、したがって S-CVI/UA は達成しにくくなります。
S-CVI/Ave と S-CVI/UA の違いは何ですか?
S-CVI/Ave は項目の I-CVI の平均を取るため、6人中5人が関連ありとした項目も 0.83 として寄与します。S-CVI/UA は全専門家が3または4と評価した項目だけを数えるため、パネルが大きくなるほど低下します。Polit と Beck(2006)は S-CVI/Ave を好み、どちらの方法を使ったかを報告するよう勧めています。
I-CVI に加えて修正カッパを計算するのはなぜですか?
専門家が少ない場合、偶然でも高い一致が起こりえます。たとえば2人の専門家が推測で答えても、両方が関連ありと答える場合が4回に1回ほど起こります。修正カッパは観察された一致の二項確率を差し引くため、そのパネルの人数で I-CVI が印象的な値かどうかが分かります。
CVI と CVR の違いは何ですか?
内容妥当性比(CVR、Lawshe, 1975)は、専門家に各項目が「必須」「有用だが必須ではない」「必要ない」のどれかを尋ね、CVR = (nₑ − N/2) ÷ (N/2) を計算します。nₑ は「必須」と選んだ人数です。一方 CVI は、4段階の関連性を尋ねます。両者は関連する問いに答えますが、互換性はありません。このツールは CVI を計算します。
3段階や5段階の関連性尺度を使えますか?
Lynn は、曖昧な中間の選択肢を避けるために4段階を勧めました。I-CVI は関連ありと関連なししか区別しません。パネルが別の尺度を使った場合は、どの評価を関連ありとみなすかを決め、それらを4に、残りを1に再コードしてから、再コードした表を貼り付けてください。

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