Ibid.
別名:ibidem
「同所」を意味する注方式の略語で、直前の注で引用した出典を繰り返す際に使う。
Ibid.はibidem「同所」の略である。脚注方式では、一つ前の注で示した引用を再入力する手間を省いてくれる:注12で完全な参考文献情報を示し、注13は「Ibid., 47.」と記す。
現代の実践はこれから離れつつある。Chicagoの第17版は、著者姓、短縮タイトル、ページからなる短縮注を明確に推奨している。編集者が両者の間に別の注を挿入した瞬間にIbid.は破綻し、また章の途中で本を開いた読者の助けにもならないためである。前の注が複数の著作を引用していた場合にも、完全に機能しなくなる。
Ibid.は著者名―年方式や数字方式には決して現れない。(Larsen, 2024)や[4]の繰り返しには何のコストもかからないため、短縮すべきものが何もないのだ。